歯周病

歯周病と全身の怖い関係

最近になり歯と全身の関連が研究により明らかになってきています。特に、歯周病に深刻な健康障害が報告されています。
口の中の細菌が血管内に入り込み全身をめぐります。

歯周病が全身へ及ぼしうる影響

  • 01. 脳卒中が2倍に。
  • 02. 慢性呼吸器疾患が2~5倍に。
  • 03. 冠動脈疾患が2倍に。
  • 04. 低体重児出産が4~7倍に。
  • 05. 糖尿病が2~4倍に。

歯周病の進行と症状

進行と症状その1
歯肉炎
歯周ポケット内にプラークや歯石が付着した状態が続くと、歯肉が炎症を起こします。
歯肉炎とは炎症が歯肉に限局した歯周病の前段階です。
歯肉は腫れ、赤くなり丸みを帯び、ブラッシングやフロスで出血します。
歯周ポケットの深さは2~3mm程度。
進行と症状その2
歯周病初期
歯肉炎からさらに細菌感染が進んだ状態で、ブラッシングやフロスで出血します。
この段階の歯周病になると細菌感染の進行により結合組織付着が喪失し、破壊された結合組織付着は、元には戻りません。
歯周ポケットの深さは3~4mm程度。
進行と症状その3
歯周病中期
歯肉の炎症はがさらに進み、赤みが増し腫れぼったくなります。
この段階の歯周病になると歯周組織の破壊もさらに進行し、骨の破壊を伴い、歯周ポケットは深くなります。
歯周ポケットの深さは4~5mm程度。
進行と症状その4
歯周病後期
ブラッシング時には、出血だけでなく膿が出ることもあり、口臭も気になる時期です。
この段階の歯周病になると歯周組織の破壊も加速し、歯の支持している骨が少なくなり歯がグラグラです。
歯周ポケットの深さは5mm以上。

歯周病治療の流れ

01. 歯周病検査ポケットの深さを測定します。
レントゲンにて歯周病による骨破壊の状態を調べます。
炎症の程度を調べます。
歯磨きで効率よく歯の汚れが落ちているか検査をします。

02. スケーリング歯石を除去します。
歯周病の進行度合いと歯石の付着度合いにより異なりますが、1~6回に分けて行います。

03. TBI(Tooth Brushing Instructions)歯磨きグセなどにより、磨き残しがないか確認します。
位相差顕微鏡を用いて実際にお口の中にいる歯周病の原因菌を見てもらいます(当院オリジナル)。

04. SRP(Scaling Root planning)歯肉の奥深い所に付着した歯石を取ります。
ルートプレーニングを必要とする歯は、強い毒素を持つバイオフィムが形成され歯周病を促進します。
この治療により歯石除去とバイオフィルムの破壊を同時に行っていきます。
一本一本の歯肉を手探りで行うため、特に歯石がたくさん付いている場合は治療回数が最大6回かかります。

05. 歯周外科必要に応じて各種の歯周病を外科手術で改善をはかる場合もあります。

06. メンテナンス歯周病を再発させないためにも、長くても3ヶ月に1回のメンテナンスが必要 です。

歯周病よくある質問

Q1. 口臭が気になるのですが、歯周病でしょうか?

A1. 口臭の原因は80%が歯周病です。市販のデンタルリンス等に頼らずにまずは治療を受けてみましょう。

Q2. 歯周病がわるくなるのは歯磨きがわるいせいでしょうか?

A2. 歯磨きがどんなに上手な方でも10~30%の磨き残しが出るものです。歯科医院で定期的なメンテナンスを受けていくことが一番効果的です。

Q3. 歯周外科手術が怖いのですが…

A3. ほとんどの歯周病で歯周外科をせずに治療できます。また、ご自身の歯磨きをまめにする事で歯周外科をしなくてもいい場合がありますのでご安心ください。

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