歯がボロボロになった時の治療方法と対策は?

歯科衛生士の菊地です。今日も通常通り診療しています。


歯がボロボロになった時の治療方法と対策は?という言葉から、

虫歯で歯がボロボロになる。
歯周病で歯がボロボロになる。
歯ぎしりで歯が欠けて歯がボロボロになる。

このようないくつかの状況が推測できます。



歯がボロボロになった時の治療方法と対策は?を
ひとつずつ説明していきます。


まずは、虫歯で歯がボロボロになった時の治療方法と対策は?です。


小さい虫歯のうちに治療をすれば、
虫歯の部分だけを削って、
コンポジットレジンという白い樹脂で詰める
比較的簡単な治療のみで完了します。

しかし、皆さんがご存じの通り、
虫歯は治療せずに放置すると、、
気付かないうちにどんどん進行して
大きくなってしまう病気です。


虫歯の穴が大きくなり、
痛みやしみる症状を我慢しているうちに
歯の神経は失活してしまいます。

神経が失活すると痛みが出ないため、
ますます虫歯を放置してしまい、
歯冠だけでなく、歯根まで虫歯になってします。

歯根まで虫歯になると、その歯は保存できなくなるので、
抜歯しなければいけません。

このような経過で、虫歯で歯がボロボロになっていきます。



虫歯で歯がボロボロになった時の治療方法をお話します。


歯の神経は残せるが大きな虫歯で歯がボロボロになった時は、
詰め物や被せ物で治療します。

麻酔をして、虫歯を削り、その後歯型の型取りをします。
型取りを元にして作った被せ物や詰め物で
削った歯を覆い、治療完了です。
治療回数は1歯で2回から3回かかります。


歯の神経が残せないほど大きな虫歯で歯がボロボロになった時は、
先述の治療に、歯の神経を抜く抜髄という治療と、
歯にレジンコア、メタルコアという土台を入れる治療が加わります。
この土台の上に最終的に被せ物が入ります。
治療回数は1歯で4回から5回かかります。


歯根まで虫歯になって歯がボロボロになった時は、
歯を保存できないので、抜歯をします。

歯を抜いた後は、
インプラントという人工歯根を入れる治療や、
抜いた歯の前後の歯を土台にするブリッジという連結した被せ物を入れる治療や、
使いにくいですが入れ歯を作成する治療方法があります。

虫歯で歯がボロボロにならないようにする対策は、
食後にしっかり歯磨きをすること、
歯の再石灰化を促すためにフッ素入りの歯磨き粉を使うこと、
歯間から虫歯になりやすいので、デンタルフロスや歯間ブラシを毎日使用すること、
などがあります。



次に、歯周病で歯がボロボロになった時の治療方法と対策は?をお話します。

歯周病も、虫歯と同じく、歯をボロボロにする怖い疾患です。
最初は歯肉が少し腫れたり、歯磨きをして血が出るなどの歯肉炎の症状がでます。

その症状を放置してしまうと、次は歯肉だけでなく、
歯肉の中にある歯を支えている歯槽骨に影響がでます。
歯槽骨の骨吸収が起こり、いわゆる骨が溶けた状態になります。

骨吸収が進行すると、歯肉の腫れや出血だけではなく、
痛みや、排膿の症状が現れます。

最終的には歯のぐらつきが大きくなります。
そうなると歯を保存できないため、抜歯をします。


歯周病で歯がボロボロになった時の治療方法をお話します。

歯周病の主な原因は、歯周病菌です。
プラークという細菌の塊が付着すると、
歯肉に赤みが出る、腫れる、出血する、などの
歯肉の炎症の症状が現れ始めます。

歯に歯石が付いていると、、
プラークがますます付きやすくなってしまうので、
歯石の除去も行う必要があります。

歯石は、プラークよりも硬いので、
ご自身での歯磨きでは決して除去できません。

また、歯石には種類がふたつあります。
歯肉の上についている縁上歯石と、
歯肉の中についている縁下歯石のふたつです。

特に縁下歯石は外から見えないので、
歯石が付いていることにご自身で気付けません。


歯周病で歯がボロボロになった時の治療方法は、
まずは歯石の除去です。
スケーラーという専用の機械で歯石を除去します。
歯肉の中の歯石は、外から見えない場所なので、
回数を重ねて1本ずつ歯石を除去する歯周治療が必要です。

歯石除去で、歯周病で歯がボロボロになったところが
改善する場合もありますが、
重度の歯周病で歯を保存できない場合は
抜歯をしなければいけません。

歯周病で歯がボロボロになって抜歯した場合は、
インプラント、ブリッジ、入れ歯で治療します。


歯周病で歯がボロボロになった時の対策は、
歯周病が重症化する前に、
歯科医院で定期的な歯のメインテナンスを行い、
こまめに歯石やプラークを除去することです。

当院では三か月に一度の
歯のメインテナンスをおすすめしています。


最後に、歯ぎしりで歯がボロボロになった時の治療方法と対策は?です。
就寝時の歯ぎしりや日中の食いしばりで、
歯の表面が削れて歯がボロボロになったり、
歯の根にヒビが入って割れて歯がボロボロになることもあります。

歯ぎしりで歯がボロボロになった時の治療方法は、
歯が欠けた場合には詰め物や被せ物を入れます。
歯根にヒビが入った場合には、歯を保存できないので抜歯します。
抜歯した場合は、やはりインプラントかブリッジか入れ歯で治療します。


歯ぎしりで歯がボロボロになった時の対策は、
夜間の歯ぎしりの自覚がある場合は
ナイトガードという厚さ2ミリのマウスピースを
寝ている時に装着します。

ナイトガードを使うことで
歯ぎしりが無くなる訳ではありませんが、
歯が削れる代わりにナイトガードが削れるので
歯の負担が軽減します。

日中の歯の食いしばりがある場合には
意識して上下の歯が接触しないよう離します。
唇は閉じた状態で、上下の歯は2ミリほど離れている状態が理想的です。


歯がボロボロになった時の治療方法と対策は?
についてお話しました。

いずれの場合も、早期発見と早めの治療が大切です。
歯がボロボロになった時の治療方法と対策は?が気になった場合は、
早めの受診をおすすめします。


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