こんにちは。歯科医の若松です。
     
年が明けてからの初めてのご挨拶になりますので、 
若干遅いですが今年もどうぞよろしくお願い致します。    
 
年が明けるとシャキっと新しい気持ちになりますね。      
澄み渡った真っ青な高い空を見上げると大きく深呼吸  したくなります。    
新鮮な空気を吸い込むと心が落ち着いて元気になり  ますよね。       

そんな時、ピリリと痛みが走ったことはありませんか?     
私はそんな時いつも麻木久仁子さんを思い出します。   
そうです、CMでもお馴染み、知覚過敏かもしれません。       
今回はその実態の分かりづらい知覚過敏についてお話  したいと思います。     

そもそも知覚過敏とは何故起こるのでしょうか?       
一言で『歯』といっても、一本の歯で、   
1.口の中に出て見えている部分の表層(エナメル質といいます。)   
2.骨(歯茎)に埋まっている部分の表層(セメント質といいます。)   
3.歯の神経を取り囲んでいる歯の大部分(象牙質といいます。)      

この3つに分けられます。

その中心に神経が通っている  訳ですね。     
本来健康な状態なら、歯はエナメル質や歯茎で守られ、
セメント質も象牙質も出ていません。    

日常生活において、食事をしたり歯ブラシをしたり、 
また咬み合わせたりすることで、歯は常に摩擦の力を受けて  います。    
その力が適度なものならば硬いエナメル質に守られた歯は  びくともしません。

しかし、いろいろな要因でエナメル質が削れてしまう、   
または歯周病で歯茎が下がり、本来口の中には出てこない
根っこのセメント質という部分が出てしまうと    
歯の神経は急に刺激を感じやすくなり、今までは大丈夫 
だった冷たい飲み物などでしみるようになるのです。     

少し専門的な分かりにくい話をしてしまいましたが、
要するに知覚過敏の原因としては     
1.歯ブラシが強すぎる。  
2.歯周病で歯茎が下がった。   
3.咬み合わせが強く歯が削れてしまった。     
ということが主に考えられます。       

虫歯じゃないなら、、、    と放っておくと、神経がその刺激に耐えられなくなり、
ひどい場合は神経を抜かなければならないケースもあります。   
知覚過敏といって甘く見ていると悲しい結果になり  かねません。      
澄み渡った青空の下、大きく深呼吸したいですよね。    
アツアツのお鍋の後のアイスクリームは最高ですよね!      
しっかりケアをして、気持ちの良い日常生活を送りましょう。   

治療法としては知覚過敏用のお薬もありますし、大きく 
削れたところには詰め物をするなどしてしみないようにガードします。     
また、CMでもお馴染み、市販の「シュミテクト」という 
歯みがき粉は毎日の使用によって効果があるようです。       
ただし本当に虫歯のケースもありますので(むしろその方 
が多いかもしれません。)、    おかしいなと感じたらまずご相談ください!
 
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