歯がぐらつく原因は?大人と子供がぐらぐらな場合は?

 

成城学園前の歯医者さんファーストデンタルクリニックの菊地です。

今日は火曜日、診療しています。

 

今日のテーマは、

歯がぐらつく原因は?大人と子供がぐらぐらな場合は?についてです。


歯がぐらつく原因はいくつかあります。

大人と子供がぐらぐらな場合は原因が違います。


まず、歯がぐらつく原因は?大人と子供がぐらぐらな場合は?

の、大人の場合についてお話します。

 

大人の歯がぐらぐらな場合の

原因のひとつ目は、歯周病です。

 

歯周病とは、口腔内に溜まった歯周病菌、プラークが原因で

歯肉や歯槽骨などの歯周組織に炎症が起きる病気です。

歯槽骨とは、歯を支える骨のことです。

 

歯周病は、まず、歯肉から出血する、

歯肉が赤くなる、歯肉が腫れる、などの初期症状が起こります。

 

その初期症状をそのまま放置すると、

今度は歯肉だけでなく、歯肉の内側の

歯槽骨まで炎症が大きくなります。


 

すると、骨吸収が起こり、

歯槽骨が少なくなります。

 

歯を支えている歯槽骨がが少なくなると、

歯がぐらぐらします。

ぐらぐらしている歯で食事をすると、

噛んだ時に痛みが出たり、血が出たりします。

 

歯周病で歯がぐらぐらしている状態は、

重度歯周病に分類されます。


 

口腔内の病気といえば虫歯をイメージする方が多いと思いますが、

実は日本人が歯を失う原因の1位は歯周病なのです。


 

歯がぐらつく原因が歯周病の場合、

軽度の歯周病であれば、歯石を取るなどの歯周治療で、

歯がこれ以上ぐらつかないように

維持、保存する治療を行います。

 

重度の歯周病の場合は、

歯の保存が難しいので、

抜歯をしなければいけません。

 

歯は一度抜いたらもう元には戻りません。

大切な歯を守るために、

歯周病の初期症状のうちに、

歯科医院で歯周治療を行いましょう。


 

大人の歯がぐらぐらな場合の

原因のふたつ目は、歯根破折です。

 

神経のない歯は、神経がある歯と比べて

歯根が割れたり、ヒビが入ったりしやすいです。

 

特に、歯根破折している歯に被せ物が入っている場合は、

被せ物がゆるんでしまうのでぐらぐらしやすいです。

 

ぐらぐらするだけでなく、噛んだ時の痛みを伴ったり、

腫れたり、膿が出る場合もあります。

 

大人の歯がぐらぐらする原因が歯根破折の場合、

噛んで痛みがあったり、膿が出たりする時は、

一度、鎮痛剤や抗生物質を処方して経過を観察することがあります。

 

それでも症状が落ち着かない場合には、

歯を保存できないと判断し、歯を抜く必要があります。

一度割れた歯や折れた歯は元に戻らないからです。


 

大人の歯がぐらぐらな場合の

原因の3つ目は、咬合性外傷です。

 

咬合性外傷とは、歯の噛み合わせが原因で生じる歯の周りの組織の病気です。

 

歯ぎしりや、噛み合わせの高い被せ物を入れた場合、

特定の歯に強い力が加わってしまいます。

 

すると、歯の周りの組織がそれを無理に受け止めようとします。

そして、歯と歯槽骨の間にある歯根膜という組織が広がり、

歯がぐらぐらしたり、噛んだ時に痛みが出たりします。

 

大人の歯がぐらぐらする原因が咬合性外傷の場合、

噛み合わせを削って調整し、

噛む時にかかる力の負担を減らします。

 

夜間の歯ぎしりの自覚がある場合には、

ナイトガードという上の歯全体を覆う

厚さ2ミリの柔らかいマウスピースを、

寝ている間に装着する方法があります。

 

ナイトガードの使用で歯ぎしりがなくなる訳ではありませんが、

歯にかかる力を軽減し、負担を減らす機能があります。


 

大人の歯がぐらぐらな場合の

原因の3つ目は、歯牙亜脱臼です。

 

歯牙亜脱臼とは、歯を強くぶつけたりした場合に、

歯が歯根膜から断裂し、歯槽骨から外れ、

歯がぐらぐらする状態のことです。

 

大人の歯がぐらぐらする原因が歯牙亜脱臼の場合、

通常は両隣の動いていない歯と歯を接着剤で固定し、経過をみます。

かなり強くぐらぐらしている時は、歯の神経が切れている場合があります。

歯の神経が切れると、歯が黒く変色したり、噛むと痛んだりします。

この場合は歯の神経の治療が必要です。



 

次に、歯がぐらつく原因は?大人と子供がぐらぐらな場合は?

の、子供の場合についてお話します。

 

子供の歯がぐらぐらな場合の

主なものは、歯の生え変わりです。


 

子供の乳歯は6歳前後から永久歯への生え変わりが始まります。

生え変わりの一般的な目安は、個人差もありますが、

前歯が6から9歳前後、

犬歯が9から12歳前後、

臼歯が10から12歳前後です。

 

乳歯が生え変わる時、下に潜っている永久歯が

生えようとするのと同時に、乳歯の歯根が少しずつ溶けます。

歯根が溶けて短くなった乳歯は徐々にぐらぐらし、

最終的には自然と抜け落ちます。

 

歯の生え変わりで子供の歯がぐらぐらな場合は、

自然と抜け落ちる場ケースが多いですが、

まれに、ぐらぐらしているのになかなか抜けない場合もあります。

 

なかなか抜けなくて食事中に痛む場合や、

乳歯がぐらぐらしているのに永久歯が先に生えてきた場合などは、

後から生えてくる永久歯のために、

一度歯科医院で診てもらった方が安心です。

場合によっては麻酔をして乳歯を抜くこともあります。


 

今回は、歯がぐらつく原因は?大人と子供がぐらぐらな場合は?

についていくつか説明しました。

 

歯がぐらついていて、歯がぐらつく原因を

知りたい方、また、治療したい方は、

早めの歯科医院の受診をおすすめします。


 

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