どんな時に歯を抜くの?

こんにちは。
歯科衛生士の菊地です。

 

 

蒸し暑い日が続きますね。
皆さん、お体は大丈夫ですか?
夏バテにはなっていませんか?
食欲がなくてもお水は飲まなきゃだめですよ!!

 

 

こんなに暑い中ですが、私は最近
運動を頑張っています。

 

 

仕事が終わってからジムに通い、
ランニングをするのが日課です。
一番の目的はダイエットですが(笑)

 

 

通い始めた当初は、5分も走れない軟弱な体でしたが
最近は時速8キロで30分走れるようになりました。

 

 

まだまだ体力がほしいので、この夏の間に、
60分走れるようになりたいです!!
ダイエットも成功するといいなー!

 

 

 

 

今日のお話は「歯を抜く」についてです。

 

歯医者さんで歯を抜いた経験のある方は
少なくないと思います。

 

 

麻酔を打って、ペンチのような怖い道具で
グリグリと歯を引っ張られる。。
想像するだけで怖くなってしまいますよね。

 

 


まず、どんな場合に歯を抜く治療を
行うのでしょうか。

 

 

1、虫歯になっていた時

虫歯をそのままにしていると、
歯の根にまで虫歯が進行してしまう場合があります。

虫歯の部分は削って菌を取り除かなくてはいけませんが
根まで削ってしまうと歯を保存できません。
その場合は歯を抜くことがあります。

 


2、歯周病が進行している時

歯周病が最も深刻な状況になってしまうと、
歯がグラついてきたり、歯茎が腫れたり、
噛むたびに痛んだりしてしまいます。

歯周病の治療を行っても症状が改善しない場合は
歯を抜く場合があります。


 

3、歯の根にヒビが入っていた場合

歯がひどく痛む時、まずは歯の神経を取ります。

細菌感染してしまった歯の神経を取ることで
ほとんどの場合は痛みが治まりますが
それでも痛みが続く場合は、根が割れてヒビが
入っている可能性があります。
このような場合も歯の保存が難しいため、歯を抜きます。

 

 


歯を抜かなければいけなくなってしまった場合、
一番怖いのは「痛み」ですよね。

 

 

痛みを抑えるために、抜歯前に必ず行うのが麻酔です。
麻酔を打てば、抜歯時の痛みは最小限に
抑えることができます。

 

 

麻酔の注射の痛みが怖い場合には、
「表面麻酔」という塗り薬を使ってもらえるように
歯医者さんにお願いするのが良いです。
注射を刺すときの痛みも抑えられます。

 

 


また、歯を抜いた後はぐったりと疲れてしまう
場合が多いとも言われています。

 

 

それは、抜いたところの歯肉を治そうとして
体の免疫力がフル活動するからです。

 

 

抜歯後はできるだけ安静にして休みましょう。
ゆっくりと休める日に歯を抜くのがおすすめです。

 

 


最後に、歯を抜くことを避けるには、
お口の中に異常があった場合に
すぐに歯医者に行くことと、
定期健診で予防することが大切です。

 

 

虫歯や歯周病の場合には、軽症の時点で治療を
することが抜歯を避ける一番の方法です。

 

 


大人の歯は抜いたら元には戻りません。
一生に一本の歯を失わないよう、
今後も歯を大切にしてくださいね!