こんにちは。歯科衛生士の藤井です。 本日も診療頑張っています。 今回は、インプラント怖い?をテーマにお話してい きます。 インプラントが怖いとイメージを持たれている方には インプラントのリスクとメリットデメリットをしっか りと理解していただき選択をして頂きたいとおもいます。 当院でインプラントが怖いと思われる方で質問が多い のがこちらになります。 ・何日もすごく腫れるの? ・手術が怖いどれぐらい時間かかるの? ・インプラント入れて神経とか大丈夫なの? などがよく質問されます。 インプラント手術後の腫れからお話していきます。 手術後麻酔が切れたら痛みが出ます。 腫れは親知らずを抜歯した時と同じくらいか、それよ りも腫れない可能性が高いです。 傷口から感染しないために1週間抗生剤を飲んで頂く のと、うがい薬で洗口して頂きます。 痛み止めもお渡ししますので痛みが怖い方は手術後に 飲んでも大丈夫です。 次にインプラント手術が怖いについてです インプラントの手術の時間は何本いれるかなどで手術 の時間は変わります。 1本入れる場合は約一時間で終わります。 小手術になるので消毒や準備などで30分くらいかか ります。 1本インプラントを入れるだけでしたら30分くらい で終わります。 その後に縫合していきます。 止血や治りを良くするために縫合を何箇所か行うので ここで一番時間がかかるかもしれません。 次にインプラント入れて神経は大丈夫なのかについて お話します。 下の奥歯の場合インプラント手術で神経を傷つけてし まい麻痺してしまった。 などよくネットに怖い書き込みがあります。 当院はインプラントの手術を行う前にレントゲンや必 要であればCT撮影を患者さんにお願いしています。 神経が近くてリスクがある場合は無理にインプラント を行いません。 また、安心な長さが短いタイプのインプラントを使う 場合もあります。 患者さんそれぞれ口の中は違うのでインプラント手術 を行う前には しっかり分析をしてから行っています。 また、インプラントしたいけど手術が怖い方におすす めの静脈内鎮静を行いながらの手術も可能です。 手術を行う部位には部分麻酔をおこないます。 これだけでも手術は可能です。 静脈内鎮静を行う場合麻酔科の先生をお呼びして麻酔 を行います。 部分麻酔プラス点滴から麻酔をします。 静脈内鎮静を行うと、半分寝ている状態になります。 手術が怖い方がこちらを行った時にもう終わったのと びっくりされていました。 麻酔科の先生からバイタルなど確認してもらい 患者さんに説明をしますので怖さはなくなるのではな いでしょうか。 手術中は麻酔科の先生が常に血圧や状態を確認してい ます。 半分寝ている状態なので時々お声がけして深呼吸して もらうこともあります。 手術終盤になると点滴から痛み止めと抗生剤も入れる ので静脈内鎮静で行う方は 腫れにくいかもしれません。 インプラントだけでなく静脈内鎮静は抜歯が怖い方に もおすすめですよ。 インプラントのデメリットは、自費治療になるので高 額になります。 被せ物が入るまで期間がかかります。 インプラントは虫歯にはなりませんがインプラント周 囲炎になる可能性があります。 自分の歯とは違うので痛みが出にくく症状がでたら手 遅れになることもあります。 予防策としてインプラントを入れた方は、最初の3年 間は半年に1回レントゲン撮影をして状態を確認して いきます。 また最低でも3ヶ月に1回は検診とクリーニングにき ていただきますので悪化の前兆を調べます。 もし何かあった場合すぐに上の被せ物を外せる構造の 物を当院では使用しているので やり直しなんてことほとんどないです。 インプラントのメリットは、違和感なくご自身の歯の ように扱えます。 歯磨きもいつも通りで大丈夫です。 周りの歯を削ったり負担がかからないので悪影響はな いです。 被せ物がセラミックになるので見た目も綺麗です。 今後の治療でブリッジの被せ物か入れ歯かインプラン トの選択肢がある場合は インプラントは、怖いから省くのではなくメリットや デメリットなどを考えてみてはいかがでしょうか。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 【他にもこんな記事が読まれています!】 インプラントの間違ったイメージ インプラントを長持ちさせるには?今すぐ見てほしい!「歯の神経が死ぬ」恐怖