インプラントも歯周病になる?

こんにちは。
歯科衛生士の藤井です。
本日も診療頑張っています。

今回はインプラントも歯周病になる?についてお話し
ていきます。
インプラントを入れればもう安心!ではありません。

インプラント治療後もメンテナンスを怠れば歯周病に
なる可能性があります。

インプラントは人工の材料でできているため、虫歯に
はなることはありません。
しかし、インプラントの土台の周りの歯周組織に炎症
が起こるインプラント周囲炎になることがあります。
簡単に言うとインプラントの歯周病です。

歯を支えている骨歯槽骨にインプラントの土台が固定
されています。
歯周病が重症化してしまうと歯を支える骨の歯槽骨が
溶けていき、いつの間にかインプラントがぐらぐらに
なってしまうことがあります。

また、インプラントには神経がないので、そのため痛
みや腫れなど悪化の前兆が出にくいです。
なにか症状が出てからとお考えだと手遅れになります。
当医院では少しでも早く悪化の前兆を把握するために、
定期的なレントゲン検査を行っています。
最初の三年間は半年に一回、それ以降は一年に一回は
レントゲン検査にて悪化の前兆を調べています。


ご自身の歯には、歯と骨の間に歯根膜という組織があ
ります。
歯根膜から血液供給がされていますが、インプラント
には歯根膜は存在しません。
歯茎も歯を支えている骨歯槽骨も血液から栄養を貰い
抵抗力を備えているのでインプラントは自分の歯より
抵抗力が弱く、細菌に感染しやすいのです。


定期的なクリーニングでは普段自分では磨きづらいと
ころや細かいところをきれいにしていきます。
また、歯周ポケットが3?以上あると歯ブラシだけで
は汚れが取り除けません。

歯科医院専門の機械の超音波スケーラーを使用して歯
周ポケット内を洗浄していきます。
歯周ポケット内に超音波スケーラーを当てることによ
って歯周病菌の数を減らすことができます。

歯周病が深いとおうちでどんなに歯磨きを頑張っても
改善が難しいのです。
歯科医院で歯周ポケットを洗浄して細菌の数を減らし
て予防しましょう。

天然歯と同様に、プラークと歯石はインプラントにも
大敵です。
予防のために最低三か月毎の定期的なクリーニングを
おすすめしております。

インプラント治療が終了すると歯がよみがえった感じ
にはなりますが、歯茎までは再生されません。
歯を抜いた際に歯茎が痩せますのでやや食べ物が詰ま
りやすいです。
そのため歯間ブラシなどで汚れを取り除いてください。

歯ブラシの他にフロスや歯間ブラシの使用をすすめま
す。
使い方などはクリーニングの時に担当の歯科衛生士が
丁寧に説明します。
わからないことがあればいつでもお尋ねください。


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