ファーストデンタルクリニックの歯科衛生士・菊地です。

 

 

先日、地元山形の学生時代の友人4人と一緒に、
箱根に一泊温泉旅行に行ってきました!

 

 

小田急トラベルのパンフレットに載っている
かなりお得な旅行プランを使って行きました。

 

 

「ホテル南風荘」というホテルなのですが、
夜ご飯のしゃぶしゃぶも美味しかったですし、
温泉も夜と朝の二回入って満喫してきました!

 

 

 夜は女子5人で白熱のUNO大会を開催(笑)
久々に戦ったら思わず燃えてしまいました!

 

 

 山形と東京とで離れて暮らしていますが、
全然距離を感じないほどいまだに仲良しです。
いい友達がいて本当に幸せだなーと思った旅行でした!

 

 

 


今日は「歯のぐらつき」に関するお話です。

 

 

「今まで気にならなかったのに、
あれ?歯のぐらつきが気になる??」
と感じた場合、二つの原因が考えられます。

 

 


まず一つ目は歯根が折れているケースです。

 

 

固いものを噛んだり、転んでぶつけたり、
差し歯が古くなり老朽化した場合に起こります。
特に、神経を抜いている歯はもろくなっているので
歯が折れるトラブルも生じやすくなっています。

 

 

歯根が折れていると痛みが生じます。
噛むと痛い方、歯茎を押すと痛い方、
なにもしていなくてもじんじん痛む方など、
痛みの感じ方は人それぞれのようですが。。

 

 

この場合は歯を抜いて治療しなくてはいけません。
折れている歯をそのままにしていても、
細菌が繁殖してなおさら悪化してしまうからです。

 

 

抜いた後は、ブリッジか入れ歯かインプラントでの
治療を行うことができます。

 

 

一度歯根が折れているということもあり、
噛むことに不安を感じてしまう方も多いようです。
そのような方には、安心して噛める
インプラントでの治療をおすすめします。

 

 


二つ目は、歯周病が原因となっているケースです。

 

 

歯周病は、歯茎の中にある「歯槽骨」という
歯を支えている骨が減っていく恐ろしい病気です。

 

 

骨が減る原因は、歯周ポケットの中や
歯の回りに付いた「プラーク」や「歯石」です。

 

 

これらの中には歯周病菌が何億匹も潜んでいますので、
放置してしまうと歯周病菌によって歯槽骨がどんどん
溶かされてしまいます。

 

 

歯を支えている骨が減ると、
当然、歯はぐらぐらしてきてしまいます。

 

 

さらに恐ろしいことに、一度減ってしまった歯槽骨は
完全に元に戻ることはほとんどありません。

 

 

ですので、歯槽骨が減らないように
歯周病を進行させないことがとても重要です。

 

 

まれに、ぐらついた歯を固定するために
歯科用のボンドで隣の健康な歯とくっつけるという
治療を行っている歯科医院もありますが、
これは歯のぐらつきの根本的な解決には
なっていません。

 

 

歯のぐらつきが治まったように思えても、
歯槽骨が減り続けることに変わりはありませんし、
くっつけた隣の健康な歯が、
噛み合わせの負担によって痛んで
ぐらついてしまう可能性もあります。

 

 


歯周病を進行させないためには、
歯石やプラークをしっかり除去することが大切です。

 

 

毎日の歯磨きは勿論、
定期的な歯科医院での歯のクリーニングを
おすすめします。

 

 

定期的な歯のクリーニングを行うことで、
減った歯槽骨を元に戻すことは難しいのですが、
歯茎の炎症を治すことはできます!

 

 

赤く腫れた歯茎、出血しやすい歯茎を
改善することができますよ。

 

 


歯のぐらつきが気になる場合は
ぜひ検診にいらしてみてください。

 

 

歯のぐらつきを感じても、
それが「生理的動揺」という
許容範囲内のぐらつきの場合もあるからです。

 

 

治療が必要か、経過観察で済むのか、
歯茎の状態の検査をして説明しますね。