成城のファーストデンタルクリニック 平澤です。

今日、とある患者さんがいらっしゃって

「命びろいしました。」

とお礼を言われました。

この患者さん

数か月前の定期健診でクリーニングしていた時に

何か歯茎が気になるとのこと。

見せてもらうと歯肉が怪しい。

中には癌化するのもあるので

大学病院での精密検査を勧めました。

精密検査の結果、癌が見つかり

切除手術を受けられ

治癒良好なのでご報告にいられました。

挨拶だけで詳しく術後の確認は取っていませんが、

歯と歯茎が大きく切られていた感じでした。

癌は浸潤性といって癌とそうでない部分の境目が明瞭ではありません。

そのため癌の手術では癌の周囲+2cmぐらい取るのが安全と言われてます。

(場所や状態によっても異なります)

例えば癌が直径1センチだったら、その周囲+2cmずつとなると直径5センチ

となってしまいます。

直径5センチを切り取られるとなるとかなり大きいです。

今回は早期発見だったことと、奥歯周囲だったので

外見からは全く分からない感じでしたので、

不幸中の幸いだったのかもしれません。

こんな事もあるので、定期健診は大切だと思います。

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