歯の神経の秘密!それでもあなたは歯の神経を抜く?

 こんにちは、歯科衛生士の菊地です。

 

 

まだこんな時期ですが、頭の中は
すっかりクリスマス&年末モードです。

 

 

東京の友達と、山形の友達と、
すでに二つの忘年会の予定を立てちゃいました。

 

 

大人数でお酒を飲むのは
本当に楽しいですよねー!

 

 


先日、受付スタッフの誕生会を兼ねて
院長に下北沢のお洒落な
ビアバーに連れて行ってもらいました。

 

 

普段なら行かないような、路地裏の
隠れ家的な素敵なお店でした。

 

 

スタッフ一同、珍しいビールを
たくさん味わいました!
先生、この場お借りして、ご馳走様でした!(笑)

 

 

 

 

今回は「歯の神経」についてお話します。

 

 

歯の表面には「エナメル質」という
白くて硬い層があり、
その中に歯の神経があります。

 

 

歯科用語では「歯髄(しずい)」と呼ばれ、
神経だけでなく細かい血管も通っています。

 

 

虫歯や知覚過敏の場合、
痛みやしみるなどの感覚を
歯の神経によって感じています。

 

 

大きな虫歯や過度の知覚過敏の場合には
歯の神経を抜き、歯の感覚を
すべて無くす治療を行います。

 

 

特に、大きな虫歯の場合には
歯を抜かざるを得ない場合が多いので、
神経を抜いている歯が何本かある
という方も多いと思います。

 

 

歯の神経を抜くことには
メリットだけでなくデメリットも
あるということを知っていましたか?

 

 


メリットその1

歯の感覚がまったくなくなるので痛みが無くなる。

 


メリットその2

歯の神経を通して歯根の先まで
虫歯が進行してしまう事を防ぐことができる。

 


デメリットその1

歯の神経だけでなく細かい血管も一緒に抜くので
歯に栄養が行き渡らず、歯が脆くなる。

 


デメリットその2

歯の色が変色し黒っぽくなる。

 


デメリットその3

歯にレントゲンでも分からないような
ヒビが入っているときに歯の神経を抜いた場合、
痛みが治まらず、治療が難航することもある。

 


特に「歯が脆くなる」という点が
歯の神経を抜くことの最大のデメリットです。

 

 

メンテナンスに定期的に通ってくださる患者様が、
歯に急に激痛が生じたということで
レントゲンを撮って詳しく検査してみると、
歯根の周りに黒い影が映りました。

 

 

これは、歯が折れている可能性があるサインです。
折れていたのは神経を抜いている歯でした。

 

 

神経を抜いた歯は脆いので、
硬いものを噛んで割れてしまったり、
食べ物を噛んでいるうちに少しずつ歯に
ヒビが入ってしまうことがあるのです。

 

 

折れた歯は残しておくことができないので
抜歯するしか治療方法はありません。

 

 

痛みを抑えたい場合は抗生物質を
投与することもありますが、
残念ながら一時的な効果しかありません。

 

 

神経を抜いた歯がある場合には
かみ合わせをバランス良く調整し、
負担が掛からないようにするのが良いです。

 

 

奥歯が無いままにしてしまったり
合わない被せ物や入れ歯の使用を続けると
噛み合わせに負担が掛かる原因になります。

 

 


一番の理想は、歯の神経を抜くような
大きな虫歯を作らないことです。

 

 

丁寧な歯磨きと定期的な歯のクリーニングを
今後も継続していきましょうね。