掌蹠膿疱症は、手のひらや足の裏に膿疱が反復して生じる疾患であり、扁桃炎や歯科領域の慢性炎症が症状の悪化と関連することがあります。
そのため、症状の改善・再発予防の一環として、虫歯や歯周病など口腔内に潜む炎症源を除去するための歯科治療が必要とされることがあります。
掌蹠膿疱症の管理にあたり、口腔内の慢性炎症が病状に影響を与える可能性があるため、患者には継続的な歯科的評価および必要な治療が推奨されます。

「掌蹠膿疱症の一例」
皮膚科で治療してもらっても、なかなか治らない。一度治ってもぶり返してしまう。
そういった方は、掌蹠膿疱症にくわしい歯科医院を受診してみて下さい。
治療手順
1.皮膚科を受診して診断してもらう
2.投薬治療をしっかり行う
3.治らない場合は、掌蹠膿疱症にくわしい歯科を受診してみる
治療方法
1.口腔内の炎症の徹底除去。具体的な治療方法については、検査後にご提案して進めていきます。
2.口腔内金属の除去。金属が反応している場合が5割程度ありますので、非金属の材料に治療しなおします。


