「冷たい水を飲むとキーンとしみる」
「歯磨きのときにズキッと痛む」
こうした症状は、多くの方が経験するものですが、原因によって対処法が大きく異なります。特に多いのが知覚過敏と虫歯です。
この記事では、歯がしみる原因とその見分け方、適切な対処法について歯科医の視点からわかりやすく解説します。

歯がしみる主な原因
歯がしみる原因は1つではなく、いくつかの可能性があります。
主な原因
- 知覚過敏
- 虫歯
- 歯周病
- 歯のヒビ・破折
- 強い歯ぎしり・食いしばり
中でも、よく見られるのが「知覚過敏」と「虫歯」です。
知覚過敏とは?
知覚過敏とは、歯の表面のエナメル質がすり減ったり、歯ぐきが下がることで、内部の象牙質が露出し、刺激が神経に伝わりやすくなる状態です。
特徴
- 冷たいもの・甘いものでしみる
- 痛みは一瞬でおさまる
- 見た目に大きな変化がない
原因
- 強すぎる歯磨き
- 歯ぎしり・食いしばり
- 加齢による歯ぐきの下がり
虫歯とは?
虫歯は、細菌によって歯が溶かされる病気です。進行すると神経に達し、強い痛みを引き起こします。
特徴
- 何もしていなくても痛むことがある
- 痛みが長く続く
- 黒ずみや穴が見えることがある
進行すると
- 激しい痛み
- 神経の炎症(根管治療が必要)
- 最悪の場合、抜歯
知覚過敏と虫歯の見分け方
以下のポイントである程度見分けることができます。
🔍 見分けるポイント
| 症状 | 知覚過敏 | 虫歯 |
|---|---|---|
| 痛みの長さ | 一瞬 | ひどいと長く続く |
| 何もしなくても痛む | ほぼない | ときどきある |
| 見た目 | 変化なし | 黒い・穴がある 分からない事も |
| 悪化スピード | 比較的ゆっくり | 早い時が多い |
※自己判断は危険な場合もあるため注意が必要です。
放置するとどうなる?
知覚過敏の場合
- 症状が慢性化
- 歯磨きが不十分になり虫歯リスク増加することも
虫歯の場合
- 神経まで進行
- 治療が大がかりになる
- 治療費・通院回数が増える
自宅でできる対処法
知覚過敏の場合
- 知覚過敏用の歯磨き粉を使う
- 強く磨かない(やさしくブラッシング)
- 酸性食品の摂取を控える
虫歯が疑われる場合
👉 自己対処はできません。早めの歯科医院の受診が必要です
歯科医院での治療方法
知覚過敏
- コーティング剤の塗布
- 歯が欠けていれば詰める
- 噛み合わせの調整するときも
虫歯
- 詰め物・被せ物
- 根管治療(神経の治療)が必要な場合も
こんな症状はすぐ受診を
- 何もしていなくても痛い
- 痛みが強くなってきた
- しみる頻度が増えている
- 明らかに穴や黒ずみがある
まとめ
歯がしみる原因は主に「知覚過敏」と「虫歯」です。
- 一瞬しみる → 知覚過敏の可能性
- 長く痛む・何もしていなくても痛い → 虫歯の可能性
どちらにしても、早めの対応が歯を守ることにつながります。
🦷 当院からのご案内
「しみる原因が分からない」
「虫歯かどうか不安」
そんな方は、お気軽にご相談ください。
早期発見・早期治療で、大切な歯を守りましょう。


