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矯正治療何歳からできる?

2022年03月01日
ファーストデンタルクリニックの菊地です。

今回は、矯正治療何歳からできる?
についてお話します。


矯正治療何歳からできるかについては、
小さいお子さんがいらっしゃるお父さんお母さんに
よく聞かれる質問のひとつです。

口の中の状態や顎の状態には
かなり個人差が生じるため、
一概に何歳と断定するのは非常に難しいですが、
治療内容によって治療開始のおすすめの年齢があります。


歯科矯正治療は二種類あり、
乳歯と永久歯が混合している時期に
顎の成長を促すための早期治療と、
永久歯が生え揃ってから
歯を動かして治療する本格治療があります。

このふたつの治療についてと、
矯正治療何歳からできる?について詳しく説明します。


まず早期治療についてです。
早期治療は、永久歯が生え始める6歳頃から、
生え揃う12歳ごろに行う治療です。

一般的に歯科矯正としてイメージされる
ワイヤーを用いる治療方法ではなく、
それとは異なる装置を使って治療します。

歯を動かすのではなく、顎の成長を促し、
将来的に永久歯がきれいに並ぶように
スペースを整えるような治療です。


早期治療に使う装置は、
大きく分けると2種類あり、
口の中だけに付ける器具と、
顔や頭に付ける器具があります。
いくつか説明します。

ひとつ目は、拡大床という装置です。
拡大床は口腔内に装着する取り外し式の装置です。
拡大床には装置の中央にネジがあります。
そのネジを少しずつ広げていくことで、
顎の成長と一緒に歯列を広げることができる装置です。

ふたつ目は、バイオネーターという装置です。
上下一体型の取り外し可能なマウスピースで、
就寝時に使います。
顎が正常な方向に成長できるようにする装置で、
出っ歯、受け口の改善のために使います。

3つ目はリンガルアーチという装置です。
これも口腔内に装着する装置ですが、取り外しはできません。
左右の奥歯にバンドを付けて固定し、
その左右のバンドの間にワイヤーを通して
歯並びを改善する装置です。
歯を裏側から押し出したり、
奥歯が動かないように固定するために使用します。

ヘッドギア、チンキャップという
体の外に付ける装置もあります。
ヘッドギアは出っ歯の治療に使用し、
チンキャップは受け口の治療に使います。
どちらも顎の成長を抑えるための装置です。
これは取り外しできる装置で、就寝時に使います。


これらの装置を使う早期治療の主なメリットは、
歯を抜く可能性が低くなること、
顎の骨の成長を利用できることです。

顎が完全に成長した後に始める本格治療では、
歯を動かすスペースがない場合は
小臼歯という歯を抜歯することがあります。

早期治療をすることで、
顎の成長を利用しながら抜歯せずに
歯並びを整えられる可能性が高くなります。


また、口に関する悪い習癖を改善できる
というメリットもあります。
MFT(口腔筋機能療法)というものがあります。
これは、装置ではありませんが、
口の周りの筋肉をバランスよく正常に整えるトレーニングです。

気付くと口が開いている、指しゃぶりをする、
舌を前に出すなどの習癖は、
口の周りの筋肉のバランスが崩れて
歯並びががたつく原因です。

歯並びのがたつきの他にも、
食べ物を飲み込みにくくなったり、
発音が悪くなったりする原因にもなってしまいます。


このように、歯科矯正の早期治療には
様々な方法がありますが、
早期治療だけではしっかりした噛み合わせと
きれいな歯並びにはならないケースもあります。
その場合には、次に説明する本格治療を
併せて行う必要があります。



歯科矯正の本格治療は、
中学生から高校生くらいの時期の、
乳歯が抜けて永久歯が生え揃った時期に開始します。

本格治療の方法は、
歯にワイヤーを付けて動かす方法、
マウスピースで動かす方法があります。


歯にワイヤーを付けて動かす治療は、
一本一本の歯にブラケットという装置を接着し、
ブラケットの間に形状記憶のワイヤーを通します。
ワイヤーが元の形に戻ろうとする力を利用して、
理想的な位置に歯を動かします。

当院では、歯の表側に装置を付ける方法と、
歯の裏側に装置を付ける方法の二種類があります。

表側の装置は目立ちますが、
他の装置よりも治療期間が比較的短く済みます。

裏側の装置は表から見えず目立ちませんが、
治療期間が少し長く、装置が舌に引っかかる感じがあります。

表側の装置も裏側の装置も共通して、
自分で取り外すことはできません。


対して、マウスピース矯正は自分で取り外せる装置です。
透明なマウスピースを上下の歯に付けるので、
比較的目立ちにくい装置です。

取り外しができるので、人前に出る時は外せるなど
自由の利く装置ですが、その分ご自身での管理も必要で、
しっかり規則正しく装置を扱う必要があります。

また、歯並びのがたつきが非常に大きい場合は
マウスピース矯正が適さないこともあります。


最後に矯正治療何歳からできる?についてまとめると、
歯科矯正の早期治療は6歳ごろから、
本格治療は永久歯が生え揃った頃からです。

お子さんの歯並びを心配している親御さんも
多いのではないでしょうか。
当院では矯正の無料相談も行っています。
お気軽にご相談下さい。



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