やわらかい歯間ブラシを歯科衛生士が比較してみた。
こんにちは。成城のファーストデンタルクリニックです。
先日、人気のやわらかい歯間ブラシを歯科衛生士全員で試してみました。
画像上の先端が青い方がやわらかい歯間ブラシで、画像下の持つところが青い方は当院のメンテナンスの時に使用している歯間ブラシです。
画像上のやわらかい歯間ブラシは、毛先の部分はゴムでできており、青い部分は左右に曲げると弾力があります。
しかし、毛先がとても短く、曲げると軸がポキッと折れてしまいました。
軸の太さは若干やわらかい歯間ブラシの方が太めで、先端になるにつれて細くなっていくので歯間が狭いと貫通できない場合もあるかもしれません。
対して画像下の歯間ブラシは、毛がしっかりあった方が汚れを絡めとりやすいですし、奥歯などは毛先の部分を90度に曲げた方が使いやすいです。
また、やわやかめと記載されていましたが、軸の部分は硬めで太いので抵抗感が強く、ワイヤーに毛がついた歯間ブラシの方が入れやすく感じました。
正しく使っていただければ、ワイヤータイプで曲げられて、毛がしっかりついている方が、汚れの除去率は高いと思います。
ちなみにやわらかい歯間ブラシは20本入りで約300円で販売していることが多いようです。
当院で使用している歯ブラシは20本入りで約400円で販売しています。
ただ、どちらのタイプも歯肉に当たると傷付いてしまうので、無理のない範囲で歯と歯の間にあった太さの歯間ブラシを選んで使用しましょう。
留学前に欠かせない検査とは?
こんにちは。
成城ファーストデンタルクリニックです。
春からの留学の準備をされている方も多いと思うのですが、お口の中は大丈夫でしょうか?
先日、約2年振りに検診とクリーニングで来院してくださった患者さまがいました。
春からまたお忙しくなるということで、その前にということだったのですが、虫歯が7個ほど見つかってしまいました・・・
小さい虫歯ですと1日で治すこともできるのですが、大きい虫歯になると数回かかります。
虫歯はお痛みがないまま進行していたり、見た目では小さい穴でも中では大きな穴が空いていたりすることもあります。
春になると通院できないということでしたので、今回全部の虫歯を治すことは難しく、できる範囲で治療していくことになりました。
ちなみに日本では保険で数千円から治療ができますが、海外での医療費は高額なことが多く、数万から数十万円かかることがほとんどです。
今回、治せていない虫歯はできるだけ進行しないように、歯ブラシの当て方や高濃度入りフッ素の歯磨剤の使用をお伝えしました。
また、長年クリーニングをしていないと歯肉の中にまで歯石がたまってしまい、歯周病の原因となります。
今回のように留学となると頻繁には帰国できないかと思いますし、虫歯治療となると時間がかかることもありますので、新生活前の今のうちから治しておきましょう!!
歯周病、虫歯予防のためにも時間をみつけて、3ヶ月に1度、最低でも半年に一度の検診、クリーニングをおすすめします。