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虫歯の取り残ししている?

成城の歯科 ファーストデンタルクリニックの平澤です。

 

二次齲蝕という専門用語があります。

以前治療した歯がまた虫歯になることです。

 

そんな時、古い詰め物を取るのですが

中に以前の先生が治療した薬が入っていることがあります。

今回の虫歯とは別のところです。

 

そんなときに、以前の先生が治療した場所なので

表面はとてもキレイです。

 

そのままにして新しく作る先生も多いと思いますが、

私はほとんどの場合で以前治療したところを外してその中も治療します。

 

 なぜか?

 

一見きれいな部位でも結構な割合で虫歯が多いからです。

前の先生の虫歯の取り残し?と思われる部分もかなりあります。

 

 恐らく一般の方なら虫歯なんて取り残しなんてありえないと

思われると思うのですが、結構あります。

 

そのため新規の先生が勤務するときにこの点を徹底して

指導しています。

 

以前勤務していた先生から

「あの虫歯の確認方法 (企業秘密) が今でも役に立っています」

と退職後に会ったとき感想をもらったこともあります。

 

意外に虫歯を徹底的に取ることは難しいのです。

コンクールFは危険かも?

成城の歯科 ファーストデンタルクリニックの平澤です。

 

 当院で扱っているジェルコートF。
クロルヘキシジンという成分が入っています。
歯周病に効く成分です。

 

この兄貴分の「コンクールF」というもあるのですが、
これもクロルヘキシジンが入っており希釈タイプの洗口剤です。
どちらも人気があるのですが、コンクールF は置いてません。

 

・なぜコンクールは危険なのか?

 

使用方法にはない原液使用する方がいるのです。
通常は50倍ぐらいに薄める必要があるものです。

 

しかも クロルヘキシジンは副作用があるので高濃度では危険です。
そのためストレートタイプのジェルコートFしか置いてません。

 

ジェルコートはムシ歯予防効果もあります。

 

※追記
「コンクールF」はその後リニューアルされました。
コンクールF 新.jpg
現在のコンクールFのクロロヘキシジンの濃度は50ppmとなり
危険とは言い難い、非常に安全な配合となりました。
間違って? 原液使用しても副作用の心配ありません。
ジェルコートFと同じ濃度です。
逆に容量は50から100mlと増量しています。
コンクールFの旧ボトルとの見分け方は
容量が100mlであれば新ボトルになります。
クロルヘキシジンの濃度が高ければ高いほど、歯周病には効果がありますが
副作用も高まるため、この程度の濃度がいいのかもしれません。
ちなみに欧米では高濃度のものが市販されているそうですが、
危険性もあると判断して当院では使用していません。
コンクールFの副作用は危険とは言いにくくなってます。

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