インプラントで腫れない理由
ファーストデンルクリニックの平澤です。
今日のインプラントはドリルなしで行いました。
私の場合、状態によりドリルなしで行う場合もあります。
腫れや痛みを少なくするというのが一番の目的ですが、
専門の立場からするとしっかり入れることが出来るので
あえて削らずにインプラントを入れています。
ただしすべてのケースで行えるわけではありません。
前提条件として骨が柔らかくなければいけません。
むしろ柔らか過ぎる方に向いているのです。
今日のケースでは3ヶ月前に骨移植をしてまだ完全には
固まっていない状態でしたが、大変うまくいったと思います。
テクニックとして小さい穴を開けて、骨を圧縮して
拡大していきます。
軽く叩いて拡大するのですが、ドリルなしで直径5ミリ
深さ10ミリまで2-3分で出来たと思います。
ただし難点がひとつ。
骨が柔らかいため、微妙にインプラントが角度が付いて
入ってしまうためパラレルにはなかなか出来ないこと。
実際にかぶせるときには補正できるので、全く問題ないの
ですし、レントゲンとかで確認すると気になる程度ですが。。。。
この辺も解消できるよう研究を続けたいと思います。