知覚過敏も噛み合わせで
2005年08月12日
歯がしみる、そんなとき虫歯でなければ知覚過敏の可能性が多いと思います。
知覚過敏の治療となると、薬を塗る、つめるなどが一般的です。これに新しく噛み合わせを良くするという方法が、数年前から加わりました。ただ、歯を削るということは抵抗がある来院者の方が多いです。
そのため、知覚過敏の治療法として噛み合わせを調整する為に削るということをしている歯科医は少ないのが現状です。
ところが最近の私の結論としては、やはりほとんど全てのケースで噛み合わせが原因しているのではと思うようになりました。
簡単に説明すると、しみる原因は噛み合わせが悪いために歯が揺さぶられるからなんです。その為に歯の弱い部分、つまり根元の部分がしみるようになるというメカニズムです。恐らく、噛み合わせを良くするだけでしみていた歯の弱い部分が楽になる、元に戻るのではと推測しています。
写真は来院者様から頂いたお中元です。