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寝相から分かる噛み合わせ異常

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 こんにちは。今日は早起きしてパソコンしています

 

 寝相、寝ている姿から噛み合わせが分かることを最近気付きました。といいますか、噛み合わせに詳しい先生なら当たり前と思われることでしょう。

 

 寝る為には、リラックスする必要があります。その為、起きている時には取らないような姿勢、つまり本能的に楽な姿勢を取っているのです。

 

 ということは、寝相とは自分が苦しい姿勢の逆を取っているということになります。

 

 例えば、腕をバンザイしているようにあげて寝ているとします。あげた手を枕の下や頭の下にしているなんて良く見かけますよね。もしかしたら、あなたもそうしているかもしれませんね。

 

 この場合は、本能的に枕を高くしたい、つまり頭を高くした方が楽だと体が言っているのです。つまり、頭を後ろにするのがツライとも言えます。噛み合わせ的には、全体に低かったり、歯を抜いたままで奥歯が倒れこんでたり、歯を抜いて矯正していたり、重度の歯周病の場合と診断できるのです。

 

 この様な場合は、応急的には枕を高くしてみると楽になりますが、噛み合わせを良くする事が本質的な治療になります。

 

 写真は当院で扱っているスピード・ホワイトニング15750円です。

 

言い伝え

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 よく歯科界にある言い伝えに「自分にあった患者が訪れる」というのが在ります。

 

 本当にそうで、最近私は噛み合わせの研究をしているのですが、今までと違い急に噛み合わせで悩まれている患者様が来るようになるのです。

 

 噂を聞いてなどというものではなく、急にながれがそう言った事になるなんて、あなたも経験したことありませんか?

 

 「シンクロシティ?」と言うらしいです。

 

 今まで気付かないことが気付くようになったので、急に集まったように感じられると最初は思っていたのですが、どうやらそれだけではないと思いますし、他の方からもそう聞きます。

 

 まあ、そういうこともあるってことで。。。

そこが難しいところ

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 今日、いままで良く通ってきていただいている方から素朴ですが、難しい質問を受けました。

 

 1年前に深い虫歯を治して、ぎりぎり神経を取らず治療できたのですが、やはり先日から痛み出して神経を取ることになりました。結果論ですが、1年前に神経を取っておけばかぶせを新たにやりかえる事無く、済んだのではないか? というご質問でした。ちなみにかぶせは保険の銀歯です。

 

 虫歯の深い場合は、しばらく後から痛む場合があるのですが本当に困ることがあります。実際に治療した時には神経が元気ですが、先生によっては後から痛むと面倒だからといって残せる神経を無理やり取ってしまう方もいらっしゃいます。

 

 しかし、神経を取ってしまうと歯の寿命が縮まるので、神経を残して蓋をするのが一般的です。もちろん、長期間痛まない場合が多いのですが、短期間(1?3年程度)で痛む場合もあります。

 

 このような場合は、自費治療でしたら無料で再製しますし、保険治療の場合はそのような保証制度がありませんので有料再製になります。

 

 患者様の立場に立てばそのような保証制度が健康保険でもあればいいのですが、現段階ではありませんのでご理解いただきたいと思います。

 

 写真は先日行ったHERO’Sの控え室で歩いている韓国のキム・ミンスです。 

パンキーの教え

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 世の中にはすごい先生って本当にいるなーって思います。

 

 大学で勉強した時に習って来たことの延長線上にはない事を、最近いろいろ勉強しているのですが、このような分野(恐らく非常に限定された分野でさえ)長年研究している先生が多いことに最近気付きました。

 

 そのなかでパンキー先生という方をご紹介します。

 


 パンキー先生は1924年アメリカのルイスビルで歯科医院を開業しました。その当時のアメリカでは歯は悪くなれば抜くものと思われていました。パンキー先生もそのような治療をしていました。しかしある日パンキー先生の母親から一通の手紙がきます。


 


 『あなたの診療は、うまくいっているようで何よりです。でも、私が受けたようなことを、あなたは患者さんにしていないでしょうね。私は歯をすべて抜かれてしまって、今では義歯をしています。これは私の人生にとって最高に不幸な経験です。』


 


 彼女ははまだ42才で美しい女性でした。この手紙を契機にパンキー先生は変わります。自分の人生を人々の歯を救うためにささげようと決心するのです。その一方でパンキー先生は歯科医の教育にも力を注ぎます。そしてその診療哲学に賛同するアメリカの歯科医が集まり、1972年、マイアミにパンキーインスティテユート(パンキー研究所)が設立されました。そこには世界中の歯科医がパンキーフィロソフィーと治療技術を学ぶために集まってきます。


 



 


パンキー先生の教え


 


l         自分の最善を尽くすことを心に誓うこと。


l         歯科医にとって技術以上に必要なことは、患者様の側に立つこと。そうすれば患者様は常に歯科医とともにいてくれるようになる。


l         治療に先立って常に精密な検査を行い、歯科医学のできる最適な治療法を患者様に告げること。


l         歯を悪くする原因を患者様に正確に知ってもらい、その原因を徹底的に除去すること。


l         卓越した技術を身につけること。


 


 


ハリースミス先生の言葉


これは若きパンキー先生が教えを受けたハリースミス先生の言葉です。


『あなたのするべきことは、歯科医学のできうる最適の方法を患者に告げることです。その上でどうするかは患者が自分で決定することなのです。


患者との間に妥協をはかるつもりであるなら、あなたが前もって判断してするのではなくて、患者の知識を基本において妥協することです。あなたのすべての患者に最適な歯科治療がどういうものかを話すべきです。


 


どこか他へ行く決心をしたときにも、もどってこられるようにドアを開けておきなさい。私も何年もの間に、自分の歯を半分以上も失ってから数多くの患者が戻ってきたのを経験しています』


 




HERO’S

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 昨日はHERO’Sに行って勉強してきました。

 

 HERO’Sとは格闘技イベントの元「K-1」です。観戦?してきたわけではありません、あくまで勉強です。

 

 実は最近教えていただいている先生が、HERO’Sに参加する選手のセコンドとして付き、能力アップのために噛み合わせを調整するということを見学してきたのです。

 

 そのため選手の控え室まで行ってきました。イヤーいるいるTVで見た選手がゴロゴロ。関係者もすごい体格の方ばかりなので、選手だからって目立つわけではないですね。。といっても、やはりボブサップとかは肌の色が違うので目立ちますねー。

 

 ウォーミングアップしている選手はピリピリしてますが、もう試合が終わった選手は「痛かったなー」見たいな感じでのんびりムードでした。

 

 また、すごい効果音で終わりの頃にはやや気持ち悪くなるぐらいでした。臨場感はすごいですが、試合は見にくいですね。特に寝技になると、リングでなくてモニター見て確認したりしている方が多かったです。

 

 あ、あくまで、見学です。

 

父の治療

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 最近、父の歯の治療を行っています。 忙しい時も多いので、治療が進まないことも多いのですが、、、

 

 年が70過ぎているので背中がかなり曲がっていて、腰も辛そうにしており、治療台を倒す時も神経を使います。

 

 今日は奥歯のブリッジをやりかえるということになっていたのですが、噛み合わせを見てビックリ!

 

 今まで何回も見てきていたのですが、噛み合わせの悪さにあらためて気付きました。歯の骨格は私と似ておりやや出っ歯傾向(私は矯正しているので見た目的には分かりませんが。。。)なのですが、それにより奥歯が下がり後ろに押し込められているのです。

 

 予定の治療内容を変更して、噛み合わせを修正しました。この噛み合わせの悪さが、腰や背骨に悪影響を及ぼしいてる可能性もあります。

 

 根本的な原因として、私が治療する前から場当たり的な治療を繰り返してきたというのがあります。それに加え、私自身が噛み合わせを最近特に勉強していることもあり、新たな問題点に気付いたということもあります。

 

 噛み合わせというのは、それだけ難しく本当に治療するとなると時間もかかるだけに、歯科医としても躊躇してしまう方も多いと思いますし、私も以前はそうでした。

 

 ですが、噛み合わせというのは本当に大事なことですので、気になる方は精密検査をおススメします。

 

 

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