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歯周病と糖尿病の意外な関連性

こんにちは、歯科衛生士の菊地です。
 

 

7月の連休に、大阪に旅行に行ってきました!
学生時代の修学旅行以来、数年ぶりの大阪でした。


 

USJ、道頓堀、大阪城、自由軒のカレーなどなど、
一泊二日を余すことなく使い、
大阪らしい観光地を色々と巡ることが出来ました。


 

ただ、ひとつだけ心残りが。
それは大阪のシンボル(?)通天閣に
上れなかったこと。


 

通天閣の下までは行ってみたのですが、
なんと、展望台に上るまで110分待ち。
暑さで体力と気力を消耗しきっていた私と友人は
ためらうことなく通天閣を後にしました。


 

ビリケン様のご利益を頂けなくて悔しいので、
またいつかリベンジしようと思います。


 

 

では、今回も歯の話を始めますね。


 

最近、テレビ番組などでも
口腔内の疾患と全身疾患の関連性について
報道されることが多くなってきたように
感じます。


 

ですが、まだ一般的な認知度は低いようです。
 

 

歯周病は、糖尿病、骨粗鬆症、肺炎
心臓病、低体重児出産などに関わっています。


 

今回はその中でも
歯周病と糖尿病の関連性についてお話しますね。


 

 

まずは、糖尿病が歯周病に与える影響についてです。


 

糖尿病になると、全身の抵抗力が低下します。
口腔内の歯周病菌に対する抵抗力も低下するので、
歯茎が腫れて出血しやすくなり、
歯を支えている骨も溶けやすくなります。


 

さらに糖尿病患者は体の組織の修復力も
同様に低下してしまいますので、
歯を支えている骨が修復されることも
難しくなってしまいます。


 

この二つのことが重なり、
糖尿病患者の方は、健康な方と比べると
約2,5倍も歯周病にかかりやすく
なってしまうそうです。
 

 

次に、歯周病が糖尿病に与える影響についてです。


 

歯周病菌は腫れた歯茎から血管内に
潜り込むことができます。
そして、歯周病菌は「内毒素」と呼ばれる毒素を
血管を伝って全身に撒き散らします。


 

この内毒素は血糖値に影響を及ぼします。
血糖値を下げる「インスリン」という
ホルモンの働きを邪魔してしまうため、
血糖値が下がりにくくなってしまうのです。


 

つまり、血糖値が慢性的に高い状態=糖尿病を
引き起こしてしまうという訳です。
 

 

糖尿病の怖いところは、
気付かないうちに他の病気を
引き起こしてしまうところです。
足が壊死する、目が見えなくなる、他にも
脳梗塞や心疾患を引き起こすこともあります。
 

 

歯周病をしっかり治療して
定期的に歯のクリーニングをすることで
糖尿病が改善されたというケースも
報告されています。
 

 

口腔内だけではなく、全身の健康のためにも、
定期的な歯茎の検診をおすすめします。
 

 

歯周病も糖尿病も生活習慣病のひとつです。
口腔内のケアと同時に、
生活習慣も見直していければ
なお良いですね。
 

 

歯周病と糖尿病の関連性について
心配なことがある方は、
かかりつけの内科の先生に相談した上で、
当院にいらしてみて下さいね。
 

 



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