2010年03月03日

中国 歯科 技工物に有害金属混入

 こんにちは。ファーストデンルクリニックの平澤です。

 2月に中国製の歯科技工物から発がん性物質となるベリリウムが
検出された事件がありました。

 先日心配された患者様から質問されたので、お答えします。

当院では「100%国産。日本の国家資格を有する
歯科技工士が作成しています


 確かに以前から中国製の歯科技工物は話題になったことがあり、
調べたことがありますが、現状で私が知る限りメリットは
それほどありません。

 まず中国では歯科技工士という資格自体ありません。
作成しているのは無資格で作り方だけならった人です。
つまり今回のような事件も無知により起こる可能性は十分あります。

 技工の技術ですがもともと中国人は手先が器用なので
素質はありますし、人口が多いですからそのなかからより高い
適性を持った人を探すことは簡単といえます。最近では
ヨーロッパなどから講師を招待して技術向上を目指している
そうなのでその点は悪くはないでしょう。

 ただし問題なのは往復に送料と時間がかかります。
一般の商材と違って歯科技工の場合は個別に送りますので
かなりのコストと時間がかかるため、トータルのコストは
それほど安く出来ないのです。

 またちょっとした手直しをして欲しい場合なども
気軽に送るわけにはいかず大変な思いをするようです。

 また保険の技工物などを中国で作ってもらうという考えも
あるかと思いますが、法律上国内に限定されていますし、
実際に中国でも日本の保険技工物は安すぎて嫌煙されていると
聞きます。

 以上のような理由から、中国製の技工物は日本にはあまり
流通していないようで(報道ではあたかもかなり使われているような
言い方をされていましたが。。)、主に人件費の高い北米や
ヨーロッパ向けのようです。